【ポケモン剣盾】S1使用構築 イワシとネギのトリル和え【最終334位・2096】
東北公益文科大学のCMの女の子に一目ぼれしました。たくらふです。今作はTN あやつじ でやってます。
S1お疲れさまでした。S1で使った構築の記事になります。言うほどの成績ではありませんが、記念すべきソードシールド最初の構築でメンツも個性的なので紹介します。
最終順位334位 最高順位123位
最高順位はシーズン序盤のものなのであてにならないです。500試合近く潜りましたが基本的に200~1500位くらいをシャトルランしてました。
目次
† パーティコンセプト †
・命を懸けたトリル!!
見た通りのガチトリルパです。全員鈍足全員高火力。
トリルパを組もうと思ったのは発売2日後。「ダイジェットが強い」「新600属が超早い」「スカーフの化石やヒヒダルマがやばい」との噂を聞いていたので、これはトリルが刺さると予想。
途中までアタッカーミミッキュやパルシェンがパーティにいましたが、最終的に超鈍足集団になりました。パーティ平均素早さ実数値脅威の47。うちで1番足が速いのは最遅シャンデラです。
このように6匹全員にトリル適正があります。ていうかドサイドン以外はトリル下でないと性能が微妙なので、トリルに命を懸けないと勝てません。
ということで、環境に蔓延るであろう高速ポケモン・積みポケモンをトリルで狩る、というコンセプトのもと組んだのが本構築です。ちなみに全員レベル100なのは、経験値バーをきれいにしたままキャンプでみんなと遊ぶためです。では個体紹介に参ります。(以下常体)
† 個体紹介 †
シャンデラ
特性・・・すりぬけ
性格・・・れいせい
実数値・・・167(252)-x-114(4)-216(252)-110-76(最遅)
持ち物・・・きあいのタスキ
構成技・・・シャドーボール オーバーヒート のろい トリックルーム
安定感抜群のトリル始動要員。この娘がいないとうちは始まらない。
特性に関して、最初はサイクル的な動きも想定して もらいび にしていたが、壁展開が流行りだしたので すりぬけ に変更。初手ドラパが壁貼ってきたらeasy win.みがわり によるトリル枯らしも許さない。
持ち物は行動保障の きあいのタスキ。
技は トリックルーム に シャドーボール は確定、削りながら自主退場できる のろい 、炎技は自主退場と相性の良い オーバーヒート。
トリル始動要員でありながら自身がエースになり得るほど火力が高く、この娘1匹で相手を半壊させることもしばしば。
安定感抜群と言ったものの、技外しや追加効果をよく引くお茶目さん。特に麻痺バグ率がやたら高く、3連しびれて動けない!はザラ。ちゃんと動いてくれた時は強い。
ポッ拳では持ちキャラだったサーナイトの天敵だったので何となく苦手だったが、本編で和解を果たした。つよい。かわいい。
NN:ヴェルサイユ
ブリムオン
特性・・・マジックミラー
性格・・・れいせい
実数値・・・161(228)-x-120(36)-205(244)-123-29(最遅)
持ち物・・・カシブのみ
構成技・・・サイコキネシス マジカルシャイン マジカルシャイン トリックルーム
トリル始動要員2。国際孵化では無く、光るお守りもないのに生まれたラブボ色個体。かわいい。
特性マジックミラー号が非常に優秀で、相手の展開を邪魔しつつ、こっちの展開は邪魔されない。またこの特性と技範囲のおかげで積み技がないのに受け構築に強い。
持ち物 カシブのみ によりミミッキュやドラパルトの前でも安全にトリルが貼れる。
技構成はこの4つで完結している。
相手にドリュウズがいたら少なくとも初手には出せない(陽気アイアンヘッドは良い乱数で耐えられるが、怯みも考えるとかなり危ない)のと、シャンデラがかなり使いやすかったため選出率はそこそこ。トリル始動要員でありながら高火力広範囲でエースとしての適性が高く、シャンデラでトリル始動、ブリムオンエースの選出もよく行った。
性能自体はめっっちゃ優秀なのだが、如何せん環境にドリュウズとミミッキュが多く動きづらいのが悲しい。旅パでも一緒だったポケモンで、新ポケでは1番好きな娘なので今後も使っていきたい。
NN:ソメイヨシノ
ドサイドン
特性・・・ハードロック
性格・・・いじっぱり
実数値・・・221(244)-211(252)-152(12)-x-75-60
持ち物・・・とつげきチョッキ
構成技・・・がんせきほう じしん アームハンマー ほのおのパンチ
トリルエース1。ダイマックスがよく似合う。大怪獣バトル。
この娘が最遅でないのは、対受けポケモンのため。最遅だと相手のドヒドイデ、ヌオー、カビゴンあたりに上をとられ、ゲームメイクが窮屈になる。
持ち物は とつげきチョッキ か じゃくてんほけん で選択。最初は じゃくてんほけん を持たせ、崩しができるよう つるぎのまい を覚えさせていたが、サニーゴが環境から絶滅したのでフルアタのチョッキに変更。チョッキは無難に強かったが つるぎのまい 、というかダイウォールを使えないのがけっこう困った。チョッキと保険の中間択として イトケのみ もアリかなと思う。環境や構築に合わせて持ち物を変えるのが吉。
技は、じしん は確定、岩技は威力を意識して がんせきほう を採用。ダイマックスしたギャラドスやトゲキッスを一撃で屠れるのが強い。残りはチョッキでも崩し枠になれるよう、ダイナックル用のアームハンマーと、アーマーガア・アイアント・ナットレイ意識の ほのおのパンチ。
使用感として、ちょーーーーーーーーーー強かった。ダイマックスと相性が良すぎる。ダイマックス時のHPは442で、物理相手の殴り合いは無敵。H振りだけなのに、A+1ギャラドスのダイストリームを大体耐える。このポケモンを使ってるとタイプ相性が分からなくなる。
特殊耐久もチョッキで補える上に、ダイロックの砂嵐、ダイアースのD上昇で高火力で殴りながら要塞化していく。それぞれ違う角度からDを補っていくのが強く、例えばDが3段階上昇だと実数値×2.5だが、チョッキ×砂嵐×D1段階上昇だと、1.5×1.5×1.5で実数値×3.375となる。というわけでダイロックかダイアースを1発撃っただけで、実は物理防御よりも特殊防御の方が高くなっている。
HP442で物理も特殊も耐久が高く、A211から高火力技を上から連発してくる、さらに火力も耐久もどんどん上がっていく、と言えば、このポケモンの恐ろしさが伝わるであろう。
ということで基本的にトリル下でダイマックスを切って暴れてもらった。「ほかのポケモンを優先させたいから出さない」ことはあれど、「刺さってないから出せない」ということはほぼなかった。今作のトリルパには必須級のポケモンではないだろうか。文字時通り大きなその背中が頼もしかった。
NN:BR☆S(ブラックロック☆シューター)
ナットレイ
特性・・・てつのトゲ
性格・・・ゆうかん
実数値・・・181(252)-160(252)-151-x-137(4)-22(最遅)
持ち物・・・こだわりハチマキ
構成技・・・ジャイロボール パワーウィップ はたきおとす リベンジ
トリルエース2。いわゆるヤットレイ。
持ち物は火力補強の こだわりハチマキ。
技はメインのジャイロとウィップは確定、とりあえずで打てる はたきおとす 、鋼への打点になり、ダイマックス時に火力をあげれるリベンジ。
構築初期メンバーだったが1度解雇され、シーズン終盤に再雇用された苦労人。ほかのトリルエースと違い、ダイマックスを前提としない性能なのが偉い。
いろんなところから炎技が飛んでくる環境で動きにくさはあったが、有利体面を作れれば1体持ってけるほどの火力が魅力。後出しされたサザンドラがジャイロ1発で吹っ飛ぶのが最高にエクスタシー。
また、選出誘導枠としても仕事もしてくれる。相手の選出を予想しやすくなる上、ナットレイのために炎ポケモンが出されればこちらのドサイドンやヨワシを通しやすくなる。
ウィップの命中率が体感90%以上、一撃技も確率以上に避けてくれてとても偉かった。
NN:1∞mile(100マイル)
「MAJOR」の茂野五郎のジャイロボールから命名。「100マイル」だと見た目がいまいち、「100mile」だと時数オーバー、そこで∞を00に見立てるという天才的発想。かなりお気に入りのNN。
ヨワシ
特性・・・ぎょぐん
性格・・・れいせい
実数値・・・151(244)-161(4)-151(4)-211(252)-156(4)-31(最遅)
持ち物・・・アッキのみ
構成技・・・ハイドロポンプ れいとうビーム じしん アイアンテール
トリルエース3。この子もダイマックスがよく似合う。
最初は こだわりメガネ を持たせていたが、ダイマックス中に持ち物なしで戦うのは弱いと思いアッキのみに変更。アッキのみ込みの調整は何もしてないので雑な採用だったが、物理環境の今ではなかなか有用だった。回復実や しんぴのしずく でもいいと思う(適当)。
技はハイドロポンプと れいとうビームは確定として、ダイマックス技で強そうな じしん とアイアンテールにした。がむしゃらも候補だが、欲しい場面はあまりなかった。
環境で見かけないポケモンであるが、なかなか強かった。620族は伊達じゃない。
本構築のおしゃれ枠かつアイドル枠なので、選出できそうだったら積極的に出していた。環境初期はギャラ・ナット・ミトムまみれで水技の通りが悪く、まったく選出できなかったが、環境が進むにつれて選出率も上がっていった。
7世代では歯牙にもかけていなかったが、今ではとても好きなポケモン。かわいい。
NN:1⇔ALL(one for all,all for one)
このニックネームもかなりお気に入り。ポケモンのニックネームを考えてる時が一番楽しい説がある。
ネギガナイト
特性・・・きもったま
性格・・・ゆうかん
実数値・・・169(252)-205(252)-116(4)-x-102-63(最遅)
持ち物・・・ながねぎ
構成技・・・インファイト リーフブレード はがねのつばさ フェイント
トリルエース4。その日の運勢でめっちゃ強かったり弱かったりするポケモン。
カビゴン、タスキギルガルドに強いトリルエースを探してたらこの子にたどり着いた。バンギラス、サザンドラにも強いのが偉い。
持ち物は専用アイテムで急所ランク+2させる ながネギ。
技はメインウェポンのインファイト、水ロトム・ヌオー・トリトドン意識で確定急所のリーフブレード、ミミッキュ・トゲキッスにワンチャン勝てる はがねのつばさ 、対面性能を高めるフェイント。
見た目も性能も好きだし、ヨワシと同じく構築のおしゃれポイントを高めてくれる。あと急所祭りになるので使ってて楽しい。急所はダメージが1.5倍になるというのはもちろん、相手の能力上昇や壁を無視してダメージを与えられるのが強い。そのおかげで物理アタッカーでありながらアーマーガアで止まりづらい。てっぺき やビルドアップを積まれても急所でなかったことにできる上、はねやすめ のターンに格闘技が抜群で入る。ただアーマーガアが飛行技を持ってると怪しくなる。
ながネギ型だと良くも悪くも運次第なポケモンで、人によって好き嫌いがかなり分かれそう。僕は好きです。でもうちの子はココ1番での引きが悪く、そのくせ みがわり には確実に急所に当てる困ったさんだった。許そう。
NN:YロイツマY
† 選出・運用 †
ガチトリルパなので、シャンデラかブリムオンのどちらかは選出確定。
大きく分けて①先発トリル展開 と ②後発トリル展開 の2つがある。
①先発トリル展開
初手にシャンデラかブリムオンを出し、しょっぱなからトリルを展開する戦法。とりあえずこれやっとけば間違いはない。
1.初手のトリル要員を選ぶ、2.刺さってるエースを2体選ぶ、というだけなので選出を考えるのがすごく楽。かつ事故が起こりづらく、安定した選出パターン。
トリル要員の選び方は、ドリュウズ・ヒヒダルマ・化石ドラゴン等ブリムオンを上から縛ってくるポケモンがいたらシャンデラで確定。ミミッキュ・カバルドンがいたらできればブリムオンから展開したい。基本的にシャンデラで安定。
この選出の問題点は、トリルを枯らされやすい点。相手が削れていない上に、相手の選出を把握する前からエースを展開しなければないので、一貫してる技がないと凌がれがち。1ターンたりともトリルを無駄にできないので、トリル要員もエースも技選択がシビアになる。トリルが切れた後に、削れた相手を一掃するスイーパーが欲しくなる(一時期ミミッキュやパルシェンを入れてたのはそのため)。また、いかにトリル中に相手を荒らせるかというパーティなので、トリル中にダイマックスしたいのだが、相手より先にダイマックスをしなきゃいけないのも弱いと感じる点。
②後発トリル展開
ある程度試合を進めてからトリルを展開する戦法。敵を削り、選出を把握した後に展開できるため、トリルエースを非常に通しやすい。できるのなら①よりこっちをした方が良い。
問題は事故が起こりやすく、安定性に欠ける点。サイクル適性のあるポケモンがドサイドンとナットレイだけなので、初手出し負けたのに誰にも引けないという事態が起こりがち。逆に トリル要員+ドサイドン+ナットレイの選出は相性保管に優れ、後発トリル展開を狙いやすい。
相手視点からは「あからさまにトリルパで、ブリムオンかシャンデラから来るからその2匹をつぶせるポケモンを初手に出そう」、と考えてくれるはずなので、そこを読んで出し勝ちを狙っていきたい。初手に出されやすいのは主にドリュウズ・ギルガルド・化石ドラゴン・ミミッキュあたり。
選出率は体感だが、
シャンデラ>>>ドサイドン>ネギガナイト=ナットレイ≧ブリムオン=ヨワシ
といった感じ。シャンデラが抜けて高く、次いでドサイドン、あとはそこまで差はない。全然選出できないポケモンがいなかったのは良かった。
† 重いポケモン †
・ウオノラゴン
非トリル時に有利なのがナットレイだけなので選出を歪まされる。トリルを枯らされた後に出されると非常に苦しい。シャンデラとブリムオンを両選出してトリルの張り直しを狙いたい。
トリルもダイマックスもこいつ1匹で枯らされる。勘弁してほしい。
・タスキギルガルド
いたらほぼ初手に来る。シャンデラ、ブリムオン共にトリルを張る以外何もさせてくれないので、強制的に後発トリル展開をしなければならない。
その他にカビゴン・ブラッキー等、高耐久で倒すのに時間がかかる上にあくびを入れてくるポケモンも厄介。ただ絶対無理!!っていうポケモンはいないので、頑張ればなんだかんだでなんとかできる(語彙力)。
† 所感 †
環境への刺さりはなかなか良かったと思う。当初の予想通りダイジェットやスカーフで素早さを上げてくるポケモンが蔓延しており、トリルがかなり機能していた。トリルエースたちがトップメタに軒並み強いため、ポケモン自体も良く刺さってた。壁+キッスなんかにはほぼ勝てた(耐久振り弱保草技持ちキッスだけはきつい)。
つらかった点は、誰もがダイウォールで時間稼ぎをしてくる点。先述の通りトリルが切れた後に出す高速アタッカーを1体入れたいが、良いポケモンが思い浮かばなかった。
また、全員鈍足で被弾回数が多い、命中不安技が多い、ネギの性能が気分次第、と運負け要素が多い。みっともない愚痴だが、一時期異常に運が悪く、1日で500位から10000位まで叩き落とされたことがある。10000位下の王者の印チラチーノに、ロックブラストでナットレイが5連続で怯まされた時は震えが止まらなかった。
扱いやすさとしては普通くらい。やることが決まってて単純ではあるのだが、トリックルームとダイマックス、2つのターン管理を同時にしなくてはならず、かつどっちもカツカツなので大変だった。
ただ、使ってて楽しい構築だった。逆張りオタクなので変わったポケモンや構築を使うのが好きで、トリルパ自体も環境に多くなく、ヨワシやネギガナイト等あまり見かけないポケモンを使えて楽しかった。トリルを使うのは初めてだったので、もっとプレイングを磨けば2桁も目指せるんじゃないかと思う。
† 最後に †
新作最初のシーズンということで、めっっちゃ楽しかった。S1からレート戦をするのは人生初で、新ポケモン・戦術を開拓していくワクワク感がたまらなかった。また、環境の流行り廃りが激しく、常に新鮮な気持ちでプレイできた。あまりにも楽しくて、意識して頑張ったわけでもないのに対戦数が今まで1番多かった。それゆえ僕が知ってる範囲でのyoutuberとも結構当たった。戦績は以下の通り。(以下敬体)
VSペリカン 負け
USUMでも一度マッチングしたことがあるお方。信者レベルで好きなので戦えて感激。年越しの瞬間はペリカンさんの生配信に参加してました。
VSライバロリ 勝ち
バロリさんともUSUM以来当たるのは2回目。その時も勝ったのでもう確実に僕の方が上ですね← めっちゃいい試合だったのに動画化はされませんでした。悲c。
VSラブリィ 1勝1敗
ラブリィさんとは初めての対戦。100勝RTAをされてる時に2度マッチングした。24時間ぶっ通しで対戦してるのにプレイングが的確なのがさすがでした。
最後に、ここまでこのゴミみたいな駄文を読んでくれた方、今シーズン対戦させていただいた方、そして頑張ってくれた私のポケモンたちに最大限の感謝を。本当にありがとうございました!!ばい!