【ポケモンUSUM】S14使用 ジャロゴーリ†偽装†対面構築【最高最終2012】
はじめまして。たくらふという者です。TNつかさでポケモンをやってます。
S14お疲れさまでした。今シーズンで初めてレート2000超えを達成したので、記念に構築記事を書くことにしました。記事を書くのは初めてなので、見にくい部分がありましたら申し訳ございません。
最高・最終レート2012 (279位)
目次
† パーティコンセプト †
・誘って倒す!
このパーティと戦う視点でお考えください。選出画面、この6匹を見たらどんなパーティだと思いますか?
「ジャローダの へびにらみ or オニシズクモの ねばねばネット からオニゴーリを展開してくるクソ害悪パ」
...こんなところでしょうかね。こう考えてくれた時点で、すでに罠にはまってます。
では具体的にどんな選出をしますか?
「初手に電気タイプを出そう!ジャローダの へびにらみ は効かず、オニシズクモにも強い!電気の一貫もめっちゃ取れてる!」
「初手にボーマンダを出そう!ジャローダもオニシズクモも倒せるし、相手のメガ枠のバシャーモにも強い!」
...ドーンだYO!!
初手に電気タイプもしくはボーマンダを誘い出させる、それがこのパーティの狙いです。
では誘い出したポケモンをどうやって倒すか、個体紹介と併せて解説していきます。以下常体。
† 個体紹介 †
オニゴーリ
持ち物・・・オニゴーリナイト
特性・・・せいんりょく→フリーズスキン
性格・・・ようき
実数値・・・155-172(252)-100-x-101(4)-167(252)
ただのぶっぱ
構成技・・・おんがえし こおりのつぶて じしん だいばくはつ
本パーティ唯一のメガ枠にして最大の地雷。先発で出し、誘った電気タイプを倒すのが主な仕事。具体的にはカプ・コケコ、ボルトロス、サンダーあたり。まもる警戒だと思うが、Zをぶっ放されることはあまりなかった。
他にはムラっけオニゴーリ対策として、滅びメガゲンやジャラランガもよく出てくるが返り討ちにできる。
初手に誘ったポケモンを倒し、数的有利を取った後、状況を見て だいばくはつ で退場、というのが理想のムーブ。スキンだいばくはつの威力は驚異の450で、H振りテッカグヤくらいなら軽々飛ぶ(116-137%)。テッカグヤついでに言うと、テッカグヤのヘビーボンバーはメガオニゴーリに対して威力60。一発は耐えるので、早まって爆発して まもる を合わせられないように注意。
実数値を見ると、ほんとにメガシンカしてるのか?ってほどに弱い。コケコもゲンガーも じしん 1発では落とせないし、ちょっとでもAに振られればボーマンダの すてみタックル で落ちる。しかし実際に使ってみると、面白いほど選出誘導が決まり大暴れしてくれた。選出率も悪くなく、選出時勝率はパーティトップ。
これまで「クソ顔面」と忌み嫌っていたこのポケモンも、今では愛らしく見える。今シーズンの相棒だった。
NN:デスウォール
選出率:4位(53.4%) 選出時勝率:65.9% 先発率:93.6%
ミロカロス
持ち物・・・とつげきチョッキ
特性・・・かちき
性格・・・ひかえめ
実数値・・・201(244)-x-100(4)-151(140)-156(84)-106(36)
HD:無補整C252アーゴヨンのC2↑Zりゅうせいぐん 84.1%~99.0%
無補整C252カプ・コケコのフィールド眼鏡10まんボルト 71.6%~84.6%
S:S1↓最速霊獣ランドロス抜き
構成技・・・なみのり こごえるかぜ めざめるパワー(炎) ミラーコート
本パーティの嫁枠。初手に誘ったボーマンダに合わせることで かちき を発動させることができる。めざ炎を覚えさせているため、マンダナットの並びはこの娘1匹で壊滅させられる。
とは言っても先発で対面したボーマンダはだいたい引いていく。こっちはサイクルを回せるパーティではないので、相手の後続をこちらのエース圏内まで押し込むのが主な仕事だった。
また、特殊耐久がほんとに化け物レベルで、この娘でも誘った電気タイプをミラーコートで倒すことができる。カプ・コケコのデンキZを耐えた時はおしっこが漏れた(中乱数56.3%)。
先発襷ランドを意識してSに振っているが、このパーティには1度も出てこなかったためBに振ったほうが良いかもしれない。そうすれば特化メガバシャーモの とびひざげり や、特化メガボーマンダの すてみタックル を確定で耐えられる。
実はこのパーティはミロカロスを使いたくて組み始めたパーティである。構築経緯としては「ミロカロスを使いたい」→「ミロカロスと見た目の相性が良いからジャローダも使いたい」→「ジャロゴーリ偽装が面白そう」の順である。しかしオニゴーリやオニシズクモと役割がやや被り気味で、選出率は高くなかった。ただめちゃくちゃ優秀なポケモンなので、ぜひ使ってみてほしい。
NN:ペルシャ
選出率:5位(19.3%)
ジャローダ
持ち物・・・ゴツゴツメット
特性・・・あまのじゃく
性格・・・おくびょう
実数値・・・179(228)-x-116(4)-97(12)-117(12)-181(252)
H:奇数
BD:ダウンロード対策
S:最速
構成技・・・リーフストーム こうごうせい リフレクター ちょうはつ
選出誘導枠その1にしてちょっとだけ地雷。起点づくり要因だと思わせておいてゴツメジャロ。パーティにいるだけで大きな仕事をしているが、選出した時もしっかり活躍してくれた。主にミミッキュ、メタグロス、キノガッサ、耐久ポケモンの相手をしてもらった。特に受けループに対しては非常に強い娘で、相手のメガゲンガーをこっちのメガオニゴーリで倒せれば、もうジャローダは止まらない。
選出率は最下位だが、パーティコンセプトからしてなくてはならない存在。あとミロカロスとの並びがはちゃめちゃ綺麗で気に入ってる。
NN:ソフィア
選出率:6位(15.9%)
バシャーモ
持ち物・・・きあいのタスキ
特性・・・かそく
性格・・・むじゃき
実数値・・・155-151(84)-90-162(252)-81-134(172)
C:ぶっぱだがこれで無振りメガメタグロスが だいもんじ でぴったり確1
S:S1↑で最速130属抜き
構成技・・・だいもんじ とびひざげり めざめるパワー(氷) かみなりパンチ
厳選するのが面倒で、この娘だけゴージャスボールじゃない。そんな百姓出身の彼女だが、本パーティのエースにして地雷その2。べらぼうに強かった。選出段階でメガ枠がこの娘に見えるので、ガチ両刀襷バシャーモが通りに通りまくった。ボーマンダを1番倒したのもこの娘だった。
技構成に関して、かみなりパンチ の実用性を疑うかもしれないが、とても有用だった。他のポケモンで削った水タイプにとどめを刺したり、命中安定技として使ったり何かと便利だった。カプ・コケコがよく選出されるため、フィールドにタダ乗りできることも多かった。
1番褒めてあげたいところは自覚の高さ。メインウェポンが命中不安2つだったが、「ここで外したら負け」という場面はことごとく当ててくれた。その分「当てたところで負け濃厚」という場面で技を外し、運を上手いこと収束させていた。素晴らしき雑草魂。本パーティMVPは間違いなくこの娘。
NN:トゥーナ
選出率:1位タイ(78.4%)
ミミッキュ
持ち物・・・ゴーストZ
特性・・・ばけのかわ
性格・・・いじっぱり
実数値・・・131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
ただのぶっぱ
構成技・・・シャドークロー じゃれつく かげうち つるぎのまい
7世代最強のポケモンにして本パーティもう1人のエース。スタンダードなASゴーストZミミッキュ。説明不要の強さ。
じゃれつく はしっかり当ててくれたし、同速勝負にもよく勝ってくれた。
対戦での性能を抜きにして好きなポケモン。第8世代では弱体化されるそうなのだが、よほどのことがない限り使ってあげたいと思う。
NN:ピコ
選出率:1位タイ(78.4%)
オニシズクモ
持ち物・・・こだわりハチマキ
特性・・・すいほう
性格・・・ゆうかん(ギルガルド意識)
実数値・・・175(252)-126(196)-120(60)-x-152-55
HB:無補整A252メガルカリオのインファイト超低乱数2発(1.2%)
構成技・・・アクアブレイク きゅうけつ どくづき どくどく
本パーティの選出誘導枠その2にして地雷その3。起点づくりに見せかけた脳筋オニシズクモ。狙い通り ねばねばネット 読みの ちょうはつ や、ミラーコート警戒の積み技を使われることが多く、超火力のアクアブレイクで敵を粉砕してくれた。 この娘も特殊耐久が高いため、Zじゃなければ電気技を耐えられる。
技構成に関しては、使う技のほとんどがアクアブレイクで、きゅうけつ と どくづき はたまに撃つ程度。どくどく はカビゴンが重めなので採用したが、1度も使わなかったので要件等。
本パーティで最後に入ってきた娘だが、先に紹介した5匹では重めのゲッコウガ、リザードン、カプ・テテフ、バシャーモ、ルカリオに強いうえに、パーティコンセプトともばっちり合った神ポケだった。
NN:マフェット
選出率:3位(54.5%)
† 選出 †
基本選出は特に決めていないが、
が多かった。
電気タイプが見えたらオニゴーリ先発、
リザテテフ、ルカリオ軸にはオニシズクモ先発、といったところ。
上記の要素が複数含まれているパーティには適当にノリで決めていた。
先述の通り、メガゲンガーさえ倒せればジャローダで全抜きできる。
† 重いポケモン †
鬼やばい。バシャーモで倒すか、ミロカロスでヤンキーめざ炎をかますしかない(通ったことはない)。幸い全然遭遇しなかった。
画面に見えた瞬間嘔吐。からをやぶられたらほぼ止められない。幸いこいつも全然遭遇しなかった。
画面に見えた瞬間吐血。トリックルーム貼られるとどうしようもなくなる。幸い1度しか遭遇しなかった。
...というように、こいつらには「マッチングしない」ということで対策できていた。ポケモンなんて結局運だよなぁ!?
ヒートロトムも重めだが、頑張ればなんとかなる(適当)。ドヒドイデも勝てるのがジャローダしかいないためキツいのだが、ジャロゴーリだからか選出はされなかった。
† 所感 †
とにかく使ってて楽しいパーティだった。自慢の地雷ポケモンたちが、強烈な選出誘導もあり面白いほど通る。こちらの勝ち筋は相手には見えていないため、難しい読み合いをする場面も少なく、実力も知識も足りていない私を勝たせてくれた。
このパーティの1番の弱点は、「再戦」である。ネタがバレたら本当に弱いので、できるだけアクティブ人口の多そうな時間帯にプレイすることを心掛けた。
もう1つ弱点として、相手プレイヤーの技量にかなり依存することである。どんなに選出誘導をかけても、相手はあくまでも人間なので、たまには予想外の選出や動きを取られることもある。そうなるとそこから立て直すのはかなり難しい。特に低レート帯では「普通のジャロゴーリならハメれてるんだが!?!?」みたいな選出をされることもよくあるので、他のパーティである程度レートを上げてから使ったほうが良いと考えた。以下再び敬体。
† 最後に †
人生で初めてのレート2000超え達成ということで、非常に思い出深いシーズンになりました。レート最終日の夜は、気合いを入れるためYシャツを着て、ネクタイを締め、ジャケットを羽織り、ワックスをガチガチつけてポケモンに臨みました(本当)。そして何より戦ってて楽しいシーズンでした。 レート1500代からトップメタまみれの現環境で、奇をてらったパーティを使い勝っていくのは爽快でした。次回は自身のプレイスキルを磨くためにも、できるだけ正統派なパーティを使いたいと思います。
また、4/1の朝、配信をしていた某有名実況者Rイバロリさんとマッチングしました。アーカイブが残ってるのでよかったら見てみてください。
ここまで読んでくれた方、今シーズン対戦させていただいた方、そして頑張ってくれた私のポケモンたちに最大限の感謝を。本当にありがとうございました!!